カテゴリ:不動産購入 / 更新日付:2024/09/21 12:04 / 投稿日付:2024/09/21 12:04
新築マンションの販売状況についてお調べの方にお役立ち情報です。
はじめまして。京王線北野駅・JR横浜線片倉駅で営業しておりますセンチュリー21HIDAMARI HOUSEです。
今回は、首都圏の新築マンションの販売動向についてご案内させて頂きます。
お住まい探しのポイントとして利用頂ければ幸いです。
【総括】
マンション用地の取得が減少し、建設費が上昇していることで新築マンションの供給数の上昇は見込みづらい状況です。
結果、新築マンションの価格の減少はしばらく期待できそうにないため、中古マンションや郊外への移転を現実的に検討した方が良さそうです。
【概要】
2024年8月の首都圏の新築マンションの販売戸数は728戸、前年同月比50%減となりました。
減少は5カ月連続で8月としては過去最低を記録し、1973年の統計開始以来、過去最低となっている様です。
2023年の首都圏のマンション供給戸数は26,873戸。前年比9%の減少です。
2024年1~8月の供給は前年同月比で22%減少となりました。
供給数の減少は販売価格の上昇を招き、東京23区の平均販売価格は前年比62%上昇の1億3948万円と4カ月連続で1億超えとなりました。
首都圏の平均価格も7819万円となっております。
供給源の背景には人手不足に伴う建設の遅れ、ホテル等に用地取得に買い負けていることなどが挙げられています。
昨今のインバウンド需要で、ホテルの開発事業者による用地取得が増えており、価格が低い郊外では建設費の上昇に伴い採算が取れないとして、分譲マンションの建設計画自体が減少している様です。
以上のことから東京都下における新築計画は大きく伸びる可能性は低く、価格が下落する可能性も当面は少ないと思われます。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。