カテゴリ:不動産購入 / 更新日付:2023/09/09 15:28 / 投稿日付:2023/09/09 15:30
マンション購入時の注意点についてお調べの方にお役立ち情報です
はじめまして。京王線北野駅・JR横浜線片倉駅で営業しておりますセンチュリー21HIDAMARI HOUSEです。
今回は、マンション購入時の注意点として検討すべき老朽マンションの修繕費の見通しについてご案内させて頂きます。
【総括】
・昨今の電気ガス水道等ライフラインの上昇により赤字転化する管理組合が増加し、管理費が上昇傾向にあるようです
・昨今の工事費などの上昇により修繕計画を見直さざるを得ない管理組合が増加。毎月の金額の増額や一時金の徴収を実施せざるを得ない状況になっている様です
・マンション購入後、予測できない事態により管理費や修繕積立金が増額されることも視野に、無理のない資金計画を立てて購入を検討しましょう。
【概要】
マンションは築年数が経過するにつれて建物や共有部分が劣化するため、定期的な修繕を必要とします。
昨今の工事費の上昇や電気・ガス・水道等ライフラインの値上げに伴い、管理費・修繕積立金の見通しが厳しくなる管理組合が増加。管理費の増額や修繕積立金の増額・工事費の一時金徴収の可能性が増加している様です。
管理費や積立金の増額には管理組合総会での合意が必要となり、難航するケースも少なくないようです
2023年4月より築20年以上経過したマンションに付、自治体から「管理計画認定制度」で認定を受けた外壁塗装や防水工事といった「長寿命化」工事を行ったマンションの固定資産税を減額する特例が導入されました。これによる節税効果は世帯当たり年数万円程度と予想され、多くの場合不足額を賄いきれないでいる様です。
その為、今後は修繕積立金の分割徴収や管理組合が直接借入を行い対処する等という事態が想定されるため、マンション購入の際にはその点についても注意が必要となりそうです。
また、継続的に修繕積立金が上昇する可能性が高いものとして住宅購入時の資金計画を立てましょう。